AIが勧める株は、そのままリストどおりに買ってはいけません。AIが出すのは情報を整理したものであり、あなたの家計に合わせた投資助言ではありません。買う前に、何が語られているかを区別し、根拠を確認し、最後にポジションの大きさと退出条件を自分で決めましょう。
まず三種類の異なる発言を区別する
情報の要約は、公開された株価、決算、ニュースを立場を取らずに整理したものです。見解の要約は、複数の機関や市場参加者の考えをまとめたもので、それでも助言ではありません。個別の助言には収入、負債、リスク許容度、投資期間を踏まえる必要があり、汎用モデルにはできません。要約や見解をオーダーメイドの助言とみなすのが、最もよくある誤読です。
根拠を四つの項目で確認する
第一にデータの日付を見ます。古い株価や決算では今の判断を支えられません。第二に情報源が信頼できるか、検証可能な公開チャネルから来ているかを見ます。第三に利益相反がないか、勧める側が関連ポジションを持っているか、宣伝費を受け取っていないかを見ます。第四に上昇率と下落幅が都合のよい期間だけ切り取られていないかを見ます。最大の上昇だけを見ると、途中の大きな下落が見えなくなります。
ポジションと退出条件は自分で決める
一度に大きく買うのではなく分割して買い、借金をしてレバレッジをかけるのではなく小さいポジションで試します。一定の下落やファンダメンタルズの変化で離脱するなど、退出条件を事前に書き、感情でルールを変えません。1銘柄の割合は、損失に耐えられる範囲にとどめ、生活資金をつぎ込みません。
大きな金額はまず有資格の専門家に相談する
大きな金額や老後資金、借入資金が関わる場合は、AIの1回の回答だけで決めないでください。有資格の専門家はあなたの家計全体を踏まえて助言できます。本記事は一般的な方法を説明するだけで、特定の銘柄を勧めず、収益も約束しません。