対話の途中で開き直すべきか迷ったら、まず判断を示します。テーマが変わっておらず、誤った前提が入り込んでおらず、それまでの文脈がまだ必要なら続けてください。この3つのうち1つでも崩れたら、新しい窓を開いてください。誤った前提のまま続ける方が時間を失います。
サイン1:話題が別の路線に移った
同じ対話で週報から履歴書、子どもの作文へ移ると、モデルは前の口調や役割、制約を持ち越して答えが混ざります。簡単な判定法は、新しい質問が履歴なしでも独立して成立するかどうかです。成立するなら新しい路線なので、新しい窓を開き、身分や相手、望む口調など必要な背景を1、2文で補ってください。
サイン2:誤った前提に汚染された
数字や日付を間違えて渡した、あるいはモデルが序盤に自信たっぷりに間違えた場合、その後も誤った前提に沿って話が進みがちです。その場で何度も訂正しないでください。訂正自体も文脈を消費し、謝っても後で戻ることがあります。確認済みの事実を短く書き直して新しい窓に貼り、きれいな起点から始める方が確実です。
サイン3:記憶ではなくきれいな起点が要る
ブレインストーミングや全く違う第2案が欲しいとき、同じ質問をもう一度して安定性を見たいとき、記憶はむしろ負担で、前の結論や言い回しを無意識に再利用します。新しい窓なら独立した答えが得られます。逆に同じ原稿を何度も直す、同じ案件を追う場合は文脈が資産なので続け、節目で現在の合意を復唱させるとよいでしょう。
迷ったときの手軽な動作
まず今の対話に、確認済みの事実と未決の問題を3文で要約させ、その要約をコピーしてから決めてください。要約がきれいで正確なら、それを持って新しい窓へ。要約自体が曖昧だったり、言っていない内容が混ざっていたら、その対話は終わらせる合図です。