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テンセントが混元画像3.5プレビュー版を発表:マルチターン対話で画像編集、Seedreamに挑む

テンセントが混元画像3.5プレビュー版を発表:マルチターン対話で画像編集、Seedreamに挑む

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2026年9月22日、テンセントはApsara Conferenceの開幕と同じ日に、混元(Hunyuan)画像モデルの新バージョン「Hy Image 3.5 Preview(プレビュー版)」を発表した。これは通常の反復更新ではない。テンセントは「マルチターン対話式編集」を今回の更新の核となる売りに据え、バイトダンスのSeedream 5.0 ProとグーグルのNano Banana Proを直接の比較対象に挙げた。ダウ・ジョーンズ系メディアの報道によれば、発表当日テンセントの香港株は一時7.8%急騰した。

新モデルにできること

Hy Image 3.5 Previewはテキストからの画像生成、画像からの画像生成、マルチターン対話式編集に対応する。テンセントの発表投稿によれば、モデルは最大2K解像度の画像を出力できる。開発者向けの変化はさらに大きい。新版APIはマルチモーダルチャットインターフェースに似たmessages構造を採用し、1回のリクエストでテキスト、参照画像、これまでの編集履歴を同時に送れるようになった——画像編集はもはや「プロンプトを入れて画像が出る」という一回きりのものではなく、チャットのように連続して修正を重ねられる。テンセントクラウドのドキュメントによれば、1回のリクエストで最大20枚の参照画像に対応し、入力コンテキストは10万トークンに達するほか、固定ランダムシード、カスタムサイズ、透かし(ウォーターマーク)付与にも対応する。APIの価格は1画像あたり0.024ドルで、Hy Image 3.0の定価より25%安い。

対抗製品との比較、テンセント自身の主張は

比較対象テンセント発表の結果
Hy Image 3.0ブラインドテストの勝率が30%上回る
バイトダンス Seedream 5.0 Proほぼ互角
グーグル Nano Banana Proやや上回る
アリババ Qwen-Image-3.0 Proやや上回る

割り引いて見る必要がある。このデータはすべてテンセント自身のテストによるものだ——数百名の社内デザイナーが参加したGSB(良い/同じ/悪い)ブラインド評価で、第三者のベンチマークの裏付けは一切ない。「Seedream 5.0 Proと互角」という主張は、独立した評価が出るまではメーカー側の言い分として受け止めるしかない。

パラメータより実装がものを言う

ランキングよりも、テンセントが今回強調したのは「製品に組み込む」ことだ。Hy Image 3.5 Previewは元宝AIアシスタント、映画級の制作プラットフォームWorkRally、クリエイティブAgentのMiora、オフィスAgentのWorkBuddy、IMAナレッジベースアシスタントに組み込まれ、APIはテンセントクラウドを通じて開放される。海外ユーザーはMioraとOnSoloを通じて体験できる。Mioraでの利用は10月7日まで無料だ。

これはテンセントのチーフAIサイエンティスト、姚順雨氏の考えの延長線上にある。ランキングを追わず、製品への統合と実際の問題解決に集中する。注目すべきは、姚順雨氏と7月に混元チームに加わった元OpenAIコンピュータビジョン研究者の田永龍氏がいずれもOpenAI出身であることで、テンセントのビジュアルモデルチームは「正規軍化」を加速させている。

見方:株価はすでに投票した

発表当日、テンセントの香港株(0700)は場中に一時7.8%上昇し、終値は約5.5%高の458.4香港ドルで、6月初旬以来の最高の1日となった。市場が見抜いたロジックは複雑ではない。アリババがApsara Conferenceで「10兆パラメータ」という遠い将来の話を語ったとき、テンセントが示したのは、元宝やWorkRally、デザインワークフローにすでに組み込める製品のリストだった。遠い物語と目の前の実装——資本市場は今回、後者に票を投じた。

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