Cursorの無料版がどれくらい使えるかは、コードを書く強さによります。公式の説明は「利用量に制限あり」と書くだけで、具体的な数字は公表していません。コミュニティの実測では、月にTab補完が約2,000回、低速の高度なモデルへのリクエストが約50回とされています。軽い使い方なら1〜2週間はもちますが、重い使い方では数日で底をつき、利用量は毎月リセットされます。
Tab補完:2,000回は多く聞こえる
Tab補完は、コードを書いているときに自動で表示される続きの提案で、受け入れるたびに1回分が差し引かれます。コミュニティ実測の月2,000回という数字はあくまで目安で、公式に公表された数字ではなく、アカウントによって残量の見え方が違うこともあります。1日数時間コードを書く人は、1時間に20〜30回ほど補完を受け入れるため、2,000回で1か月もたせるのは難しいでしょう。残量がなくなると補完は止まりますが、エディタ自体はそのまま使えます。
高度なモデルへのリクエスト:50回は大切に使う
もう一つの利用枠は高度なモデルへのリクエストで、コミュニティ実測では月に約50回の低速リクエストとされていますが、これも公式の数字ではありません。無料版で使えるのはAutoモデルのみで、ClaudeやGPTなどの最先端モデルを自分で選ぶことはできず、クラウドエージェントもPro以上が必要です。複雑なタスクでは、1回の多ターン会話で数回分を消費することもあり、50回では毎日の重い利用には足りません。大規模なリファクタリングは小さなタスクに分けてから取りかかりましょう。
残量が底をついたら、Proにする価値はある?
残量がなくなっても自動で課金されることはありません。機能は無料枠のまま止まり、翌月にリセットされるか、アップグレードするかのどちらかです。Proは月20ドルで、Tab補完は無制限、さらに最先端モデル分の月20ドルの利用枠が付きます。Pro+は60ドル、Ultraは200ドルで、利用量の多い個人やチーム向けです。新規登録時にはProの試用期間が表示されることが多く、期間は登録ページの表示に従い、試用が終わると無料版の利用枠に戻ります。判断基準はシンプルです。1か月のうち2回、利用枠のせいで作業が止まったらProにする価値があります。たまに小さなスクリプトを直す程度なら、無料版で十分です。