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墨芯が再び約10億元を調達、スパース計算チップで5か月に2回

墨芯が再び約10億元を調達、スパース計算チップで5か月に2回

AI情報 • Admin • • 16 回閲覧

2026年11月3日、スパース計算チップ企業の墨芯(MoXin)は、約10億元のシリーズC+ラウンドの完了を発表した。前回の約10億元の調達からわずか5か月で、2回を合わせると約20億元になる。今回は仁愛資本、海棠基金、東恒石油などの産業系投資家に加え、比丘資本、派拉資本、中財資本などが参加した。資金はスパース専用推論チップのフルスタックの高度化、次世代チップの先行研究、スパース計算の産学連携の構築に充てられる。この調達が本当に答えるべき問いは金額ではなく、製品を継続して届けられるかどうかだ。

投資界を通じて開示された同社の情報によると、2026年第3四半期の売上は数倍に伸びたが、具体的な数字は公表されていない。自社チップを基盤とする推論クラスターは西北、西南、華東、華北に展開され、大手通信事業者との協力により、スパース計算の推論ソリューションが同事業者の計算サービス体系に組み込まれた。スパース計算の考え方は、モデルの推論で役に立たない計算を省き、有用な部分だけを計算することで計算コストを下げるものだ。墨芯はアルゴリズム、ソフトウェア、ハードウェアの協調設計を技術路線としている。この主張が成り立つかどうかは、資金調達のペースではなく、実際の業務負荷におけるコストと安定性で決まる。

年末までに届けるべき2つの製品

製品面では2つの明確な日程がある。次世代ボードのSP200は年末までに登場し、アップグレード版ソフトウェアスタックのSECAも間もなく公開される予定で、大規模モデルの推論展開とクラスター運用のハードルを下げるのが狙いだ。購入者にとって、この2つの節目は資金調達のニュースより重要だ。ボードが予定どおり出荷されるか、ソフトウェアスタックが移行コストを下げられるかが、スパース計算がコスト削減策になるのか、維持すべきシステムがもう一つ増えるだけなのかを直接左右する。調達発表では調達後の評価額も新規顧客名も開示されておらず、この空白は同社の今後の開示か顧客側の公開情報で埋まるのを待つほかない。

スパース計算チップの競争は1回の調達ではなく、クラスターの規模、ソフトウェアのエコシステム、通信事業者の販路を誰が先に同時に回せるかにかかっている。墨芯は今回、産業系投資家を迎え入れることで販路と活用シーンを株主構成に結びつけた。SP200が遅れたりソフトウェアスタックの反応が鈍かったりすれば、調達が開けた時間の余裕はすぐに狭まる。大手モデル企業がエヌビディア以外に計算能力を求めていること――OpenAIがグーグルのTPUチップを購入する見込みという報道がその一例だ――は、中国のチップ企業への機会が現実にあることを示している。ただし、その機会は期日どおり納品できる企業にだけ開かれている。

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