AIの回答が急に短く雑になったら、モデルを替える前に、設定、文脈、利用枠の三つのうちどれかが原因であることがほとんどです。順番に確認すれば、通常5分で原因を特定できます。
第一:会話の設定が変わっていないか
現在の会話で「簡潔な回答」モードがオンになっていないか、システム指示が「最も短く答える」になっていないかを確認します。ツールによっては更新後に設定がリセットされます。新しい会話を始め、質問の中に「詳しく展開し、理由を箇条書きで説明してほしい」と書き込んで試します。新しい会話で正常に戻れば、原因は古い会話の設定にあります。
第二:文脈が長くなりすぎていないか
同じ会話が長く続くほど、使える文脈は逼迫し、回答は短く薄くなります。重要な結論をコピーして新しい会話で続けるか、まずこれまでの内容を要約させてから質問を続けます。長い文書についての質問では、文書をいくつかに分けて別々に尋ねる方が、一度に全文を投げるより効果的です。
第三:利用枠とモデルのバージョン
無料枠を使い切って軽量モデルに格下げされたり、ピーク時に速度制限がかかったりすると、回答は明らかに短くなります。アカウントの利用枠、現在のモデル名、ネットワーク状態を確認し、時間帯を変えるか主力モデルに戻して試します。三つとも正常でモデルを替えても改善しない場合は、質問自体が漠然としていないかを考えます。背景、目的、出力形式を明確に書けば、モデルは展開する材料を得られます。
質問の中に要求を書き込む
短い回答の多くはモデルの手抜きではなく、質問自体に展開の余地がないことが原因です。次の構造を試します。背景を一文、目的を一文、そして形式と分量です。たとえば、ある概念を平易な言葉で箇条書きで、定義、例、誤解を含めて800字程度で説明してほしいと頼みます。要求を質問に入れる方が、後から「もっと詳しく」と追及するよりはるかに効果的で、後者はしばしば中身のない長い文章を生むだけです。