AIインテリア設計ツールの選び間違いはよくあります。賃貸の模様替えをしたいだけの人が本格的な間取りソフトを買い、本気でリフォームしたい人がスタイル変換のイメージ図を施工の根拠にしてしまう。まず自分がどの段階にいるかで分け、それからツールを見てください。順序を逆にしないことが大事です。
三タイプで、欲しいものが全く違う
賃貸派が欲しいのは「この部屋が別のスタイルになったらどう見えるか」で、造作も壁もいじりません。要るのはイメージ図のインスピレーションです。狭い住まいの持ち主が気にするのはレイアウトと収納で、ソファや収納家具が収まるかどうかがスタイルより重要です。本格リフォーム派に必要なのは、寸法入りの間取り図と施工への橋渡しで、寸法のない綺麗な図は参考にしかなりません。
| タイプ | 第一候補 | 強み | 先に知るべき弱点 |
|---|---|---|---|
| 賃貸・スタイルだけ | RoomGPT | 部屋の写真1枚で多彩なスタイルに変換、出力が速い | 画面を変えるだけ。間取りも寸法も分からない |
| 狭い住まい・配置で悩む | Planner 5D | 間取りを描き、家具を2D・3Dで配置できる | 無料版は素材と書き出しに制限 |
| 本格リフォーム | 酷家楽(Kujiale) | 間取り・レンダリング・造作収納・施工連携が一通り揃う | 習得コストが高く、軽い用途では持て余す |
| 海外住宅・庭も一緒に | REimagineHome | 室内外の改装イメージをカバー | 中国の間取りや建材事情に合わない |
払う前に考える三つのこと
一つ目は、図が欲しいのか寸法が欲しいのか。スタイル系ツールが出すのは想像図で、家具の比率がずれていることが多く、2メートル置けそうに見えて実際の壁は1.8メートルしかないこともあります。二つ目はローカライズ。国内の間取り、建材ブランド、造作家具の業者まで含めると地元プラットフォームが滑らかで、海外ツールの素敵なスタイルは買える部材と結びつかないことがあります。三つ目は課金方式。月額か出力枚数課金が主流で、一度だけ改装する人が年額を買うのはほぼ無駄です。無料枠で案を通してから払いましょう。
向いていない人
施工図、水道・電気工事、構造変更が必要な人は、どのツールも設計者や施工業者の代わりにはならず、AIの図は打ち合わせ用の下書き止まりです。全工程を無料で済ませたい人も覚悟が要ります。無料版は書き出しの解像度、素材、出力量に制限がかかるのが普通です。また間取り図や室内写真は家庭のプライバシーに関わるので、アップロード前に規約を確認し、部屋番号が写った原本は直接上げないでください。