テンセント混元のHy4正式版が2026年11月4日に公開された。8月28日のHy4 previewと比べ、新バージョンは事前学習と事後学習の規模を大幅に拡大し、視覚機能とPC操作に初めて対応し、Hyを初めて最強クラスのオープンなモデルに押し上げたとテンセント混元は説明する。この「最強」は同社自身の主張であり、その重みは同時に示された弱点で判断すべきだ。最先端のクローズドモデルとの間には依然として大きな差があるという。
グラフを読み取り、OSも操作できる
Hy4の視覚機能は知覚、推論、ツール呼び出しをつなぎ、細部の画像処理、複雑なグラフの分析、数学の視覚推論などをこなす。PC操作はコマンドラインとグラフィカルインターフェースを併用し、BlenderやCADなどの専門ソフト、アプリをまたぐ長時間のタスク向けに専門的な訓練を行ったという。変化が最も分かりやすいのがゲーム開発だ。テンセントのインタラクティブ・エンターテインメント事業群との連携により、UE、Unity、Godotなどのエンジンやマルチプレイ、物理シミュレーションなどに対応し、GameDevはpreview比19.1%、GameLogicは9.8%向上した。
金融評価では1位、ただし幻覚率の数字は出どころに注意
金融とオフィス業務もHy4のもう一つの主戦場だ。テンセント混元はテンセント金融科技とともに213人の専門家と153の外部大手金融機関を集め、579件の実際の金融タスクで評価した。Hy4は3.04点を獲得し、オープンなモデルの中で1位となり、DeepSeek-V4.1-Flash-1017の2.97点を上回った。自社テストでは、幻覚率はpreviewの15.76%から5.45%に下がったという。いずれの数字もテンセント混元が主催した評価によるもので、第三者による独立した検証ではない。引用する際はこの条件を付けるべきだ。
Hy4はTencent CloudとOpenRouterで利用でき、CodeBuddy、WorkBuddy、元宝、imaでも試せる。API価格はpreviewと同じで、100万トークンあたり入力6元、出力18元、キャッシュヒット時の入力は0.3元だ。重みは近くオープンソース化され、その際にモデルシステムカードも公開される予定だが、具体的な日程やライセンスは示されていない。Hy4 Flashも「近く公開」とされるのみだ。オープンソース化の実際の条件を見てから、ローカル展開への意味を判断すべきだ。