ToolNavs 便利なAIツールを発見
ツール投稿 ログイン
戻るAI情報
GitHub、Copilotアプリを発表 エージェント開発の進め方が変わる

GitHub、Copilotアプリを発表 エージェント開発の進め方が変わる

AI情報 • Admin • • 56 回閲覧

GitHubは2026年10月28日、Universeカンファレンスで一連の新製品を発表した。中心となる変化は一つだ。開発者の働き方が、コードを手で書くことから、エージェントの集団を指揮してソフトウェアを完成させる形へ移っている。GitHubは公式ブログで、このビジョンを最も包括的なソフトウェアデリバリーシステムと呼び、評価の基準はコードの量ではなく、どれだけの仕事を届けたかだとしている。

Copilotアプリからマルチモデル編成へ

中心となるのは新しいGitHub Copilotアプリだ。エージェントとツールを一つの画面につなぎ、開発者は要件文書の作成、設計の議論、テレメトリの分析を同じ場所で行い、課題の提起からコードのマージまで、複数のツールを往復することなく進められる。

これに合わせるのがCopilot Fusionで、マルチモデル編成の仕組みだ。推論、コード生成、デバッグ、ツール利用についてタスクが何を必要とするかに応じて、1つのモデルを使うか複数のモデルを使うかを決める。GitHubが引用したArtificial Analysisのデータでは、Fusion MaxのスコアはOpus 5.5 Maxと2ポイント以内の差で、コストは半分、タスク当たりの時間は40%少なかった。実際のプロジェクトでこの主張が再現できるかどうかが、Fusionにとって最も検証を受ける点だ。

同じワークフローを補う発表があと3つある。Copilot projectsはすでにCopilotアプリで利用でき、複数のリポジトリにまたがるエージェントタスクを並行して実行し、進捗と判断を一か所で確認できる。セッション継続性により、同じクラウドセッションをスマートフォン、VS Code、コマンドライン、ウェブの間で続けて使える。Copilot automationsはリポジトリ内にAIワークフローを構築し、課題の振り分けやコードレビューといった繰り返し作業を処理し、結果から学んで改善提案を行い、採用するかどうかは開発者が決める。

コードレビューと料金体系が同時に変わる

Copilot code reviewにはMaxプランが追加された。GitHubによると、ReviewBenchの評価で重大度の高い問題に対するF1スコアが最高だった。日常のレビューにはより高速なLiteとBalancedプランを使い、リスクの高い変更にはMaxで深く調べる。

料金体系の変更の方が影響が大きいかもしれない。企業顧客は、Copilotのサブスクリプションを別途購入することなく、すべてのCopilot機能を利用できるようになり、実際に使用したAIクレジット分だけ支払う。既存の顧客は現行プランを維持することも、移行することもできる。新しい方式は販売チャネルを通じて提供され、セルフサービスでの利用開始は今後予定されている。

開発者が本当に変えるべきは働き方だ

今年のインフラ投資も発表された。CPUコア400万個、高速ストレージ160PB、ネットワーク容量50Tb/sを追加し、Azureのマルチリージョン展開への移行を進めており、来年初めの完了を見込んでいる。

しかし、多くの開発者にとって鍵となるのは仕様ではなく分業だ。今後5年間に書かれるソフトウェアは過去の総量の100倍を超え、開発者の価値は方向性を定め、判断を下し、納品に責任を持つことへ移る。CopilotアプリとFusionがこの分業で本当に時間を節約できるかどうかは、実際のリポジトリにおける安定性とコストにかかっている。

おすすめツール

もっと見る