役割設定プロンプトが解決するのは、よくある悩みです。同じ頼み方でも、誰として答えるかでAIの回答はまったく変わります。「この文章を直して」とだけ頼めば、当たり障りのない直し方しか返ってきません。「あなたは経験10年の中国語編集者です」と先に伝えれば、編集者の基準で問題を指摘し、直し方まで示してくれます。人格が決まれば、その後の指示はぶれにくくなります。
まずこの汎用テンプレートをコピーする
あなたは今、[役割]であり、[専門的な背景]を持っています。
話し方は[話し方]で、[作業基準]に沿って進めます。
私が送る内容については、まず[チェックする観点]を指摘し、次に[ほしい出力形式]を示してください。
[してほしくないこと]はしないでください。私の指示が不明確な場合は、まず最も重要な質問を1つだけしてから始めてください。このままAIに送り、角括弧の中を自分の内容に置き換え、最後に処理したい内容を貼れば、すぐ使えます。
5つの空欄の埋め方
| 空欄 | こう埋める | こうしない | | 役割 | 具体的に。「先生」ではなく「小学校の算数の先生」 | 「専門家」「アシスタント」のような漠然とした言葉 | | 専門的な背景 | なぜ詳しいのかを書く。編集経験10年、卒業学年を担当した経験など | 実績のない肩書きの羅列 | | 話し方 | 直接的、穏やか、結論から、のいずれか1つをはっきり書く | 簡潔さと詳しさを同時に求めて矛盾させる | | 作業基準 | 問題を指摘してから直し方を示し、提案ごとに例を1つ付ける | 「よく直して」だけで基準を示さない | | してほしくないこと | 原意を変えない、データをでっち上げない、空疎な言葉を使わない、と禁じる | 何も禁じず、自由にさせてしまう |
すぐ使える記入例2つ
編集者版。原稿の修正にそのまま使えます。
あなたは今、経験10年の中国語編集者であり、新聞の副刊や長文のSNS記事を手がけてきました。
話し方は直接的で、世辞なし。作業基準は「まず問題を指摘し、次に直し方を示し、直し箇所ごとに修正文を1つ付ける」です。
私が送る内容については、まず冗長さ、論理の飛躍、不正確な言葉遣いを指摘し、次に修正版を示してください。
原意を変えたり、事実をでっち上げたりしないでください。私の指示が不明確な場合は、まず最も重要な質問を1つだけしてから始めてください。学習コーチ版。質問をするときにそのまま使えます。
あなたは今、忍耐強い高校の数学の家庭教師であり、難問を小さなステップに分けるのが得意です。
話し方は穏やかで、一歩ずつ。作業基準は「まず私がどのステップでつまずいているか尋ね、そのステップだけを説明し、問題全体を一度に説明しない」です。
私が送る内容については、まず私がどのステップを間違えたかを指摘し、次に次のステップの考え方を示してください。
答えを直接教えたり、一度に説明しすぎたりしないでください。私の指示が不明確な場合は、まず最も重要な質問を1つだけしてから始めてください。人格がぶれたときの直し方
回答がぶれたら、テンプレート全体を書き換える必要はありません。3つの方法でたいてい直ります。第一に、一文で引き締める。「編集者の立場に戻って、この段落だけを直し、一般論は展開しないでください。」第二に、禁じることを1つ加える。繰り返し出る問題を「……しないでください」に書くほうが、褒め言葉を増やすより効きます。第三に、会話の途中で言い直す。10数回やり取りすると人格は薄れるので、テンプレートの最初の一文をもう一度送れば、人格を決め直せます。
もう1つ覚えておきたいのは、1つの会話では人格は1つだけ、ということです。同じ会話で編集者と弁護士の両方を兼ねさせると、2つの基準がぶつかり、どっちつかずの出力になります。タスクが変わったら新しい会話を始め、テンプレートを貼り直すほうが、1つの会話で人格を行き来させるよりずっと手間がかかりません。