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10月24日AI速報:Blockの音声モデルは人の声だけで学習、Pathosが2億3700万ドル調達

10月24日AI速報:Blockの音声モデルは人の声だけで学習、Pathosが2億3700万ドル調達

AIニュースブリーフィング • Admin • • 15 回閲覧

10月24日AI速報の5本:Blockが全二重音声モデルDessaを発表、学習に使ったのは人の会話の録音だけでテキストは不使用。Pathos AIが2億3700万ドルのシリーズEを調達し、ブリストル・マイヤーズ スクイブとTempus AIと組んで神経疾患の新薬開発へ。AI動画プラットフォームHiggsfieldがNVIDIAとTCVから追加出資を獲得。DayforceがAI面接企業Ribbon AIの買収で合意。そして市場が一日待ったAnthropicの公開目論見書は、本稿執筆時点でまだ姿を現していない。

BlockがDessaを発表:人の声だけを聞いて話すことを学ぶ

10月23日、Block傘下のAI研究ラボが全二重音声対話モデルDessaを発表した。公式説明によれば、ゼロから人の会話の録音だけを使って学習したもので、テキストも事前学習済みモデルも使っていない。音声が入り音声が出る仕組みで、聞きながら同時に話し、割り込みや相づち、笑い声やため息まで実際の対話から学んだという。推論はリアルタイムより速く、M4 Max以上のMacBook Pro上でローカル実行できるとし、学習に使ったのはNVIDIA GB200 NVL72ラック1台だけで、大規模言語モデルと比べて数百分の1の単語数しか見ていないという。現時点では研究プレビューにすぎず、公開ウェイティングリストが開かれ、早期アクセスは少数のAI安全性研究者に限られる。パラメータ数、API、価格、重み、ベンチマーク結果はいずれも未公表で、証拠は今のところ公式デモ録音のみだ。

Pathosが2億3700万ドル調達:創薬AIが再び大手製薬と大型契約

10月23日、Pathos AIはブリストル・マイヤーズ スクイブ主導で2億3700万ドルのシリーズEを調達し、企業価値は約30億ドルになったと発表した。同日、ブリストル・マイヤーズ スクイブおよびTempus AIと提携し、アルツハイマー病などの神経疾患の治療薬開発にAIを活用することも発表した。Tempusが数十万人の神経疾患患者のデータからデータセットを構築し、Pathosは5年間5500万ドルの契約でデータのライセンスを受け、自社のPathos Foundryプラットフォームで疾患生物学に関する仮説の生成と検証を行い、より精密な適応型臨床試験を設計する。見返りとしてブリストル・マイヤーズ スクイブは、全ポートフォリオにおけるFoundryの非独占的な戦略的使用権と、神経科学プログラムにおける3年間の独占使用権を得る。調達資金はFoundryの拡張と、抗がん剤JSKN016などのパイプライン推進に使われる。

HiggsfieldがNVIDIAとTCVから追加出資:動画生成への資金流入は続く

10月23日、AI動画・画像制作プラットフォームHiggsfieldは、TCVとNVIDIAからの新規出資によるシリーズBのエクステンションを発表した。金額は非公表だ。この資金は、8月にDST Globalが主導した4億ドルのシリーズB(企業価値54億ドル)に続くもので、登録ユーザーは4000万人を超え、年間経常収益のラン・レートは10億ドルに達したと会社は述べているが、いずれも会社側の主張である。Higgsfieldのプラットフォームは約35の外部動画モデルと自社エンジンを束ね、ブランドやクリエイターの大規模なビジュアル制作に応える。新資金は製品、グローバルインフラ、採用、市場開拓に充てられる。発表は、NVIDIAのジェンスン・フアンCEOによるカザフスタン初訪問と重なった。同社のエンジニアの大半は現地にいる。

DayforceがRibbon AIを買収:面接官もエージェント化する

10月23日、人的資本管理会社のDayforceは、AIネイティブの採用テクノロジー企業Ribbon AIを買収する契約に署名したと発表した。買収額は非公表だ。Ribbonの対話型音声・動画AIは候補者の一次面接を大規模に実施でき、すでに100万件超の面接を完了し、数百社の顧客にサービスを提供している。2026年にはFast Companyのエンタープライズ部門「最も革新的な企業」にも選ばれた。買収後、RibbonはDayforceのエージェント型採用を強化し、現場の大量採用を速く、かつ候補者体験を損なわないものにすることを目指す。採用担当者は、本当に人の判断が必要な場面に集中できるようになる。

注目点:Anthropicの公開目論見書はまだ届いていない

複数のメディアが関係者の話として、Anthropicが早ければ10月23日にS-1目論見書を公開すると報じていたが、本稿執筆時点で、米国証券取引委員会のEDGARに公開書類は現れていない。これまで伝わってきた草案の数字——上半期の売上高163億ドル、800億ドル超の純損失の大半が非現金の会計処理によるもの——は、あくまで未公開の草案に関する報道であり、正式な会社開示ではない。11月の上場や11月9日の週からのロードショー開始といった日程も、依然として市場の予想にすぎない。目論見書が実際に公開されて初めて、決算とリスク要因が確定する。

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