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Modal、年換算収益が10億ドル突破:7.5億ドルのシリーズDで評価額157.5億ドルに

Modal、年換算収益が10億ドル突破:7.5億ドルのシリーズDで評価額157.5億ドルに

AI情報 • Admin • • 18 回閲覧

Modal の年換算収益(ランレート)が 10 億ドルを突破した。2026年10月14日、AI インフラ企業の Modal は公式ブログで、Accel 主導の 7 億 5000 万ドルのシリーズ D を完了し、投後評価額が 157 億 5000 万ドルに達したと発表した。Kleiner Perkins が新規参加し、Menlo Ventures や General Catalyst など既存投資家全員が参加した。5 か月前のシリーズ C では評価額 46 億 5000 万ドルだった。TechCrunch は 9 月末に同条件での交渉を報じており、そのまま成立した形だ。

サンドボックス単体で年換算 3 億ドルの事業に

Modal が売るのは、開発者が自前でサーバーを管理しなくて済む計算基盤だ。コードを書けば GPU 上で実行してくれる。公式発表によれば、利用量はシリーズ C 以降で 3 倍、年率では 15 倍超に伸びた。大規模モデルが生成したコードを隔離環境で動かす Sandboxes は単体で約 3 億ドルのランレートを占め、累計起動数は 30 億近く、同時実行は 100 万規模まで拡張できるという。顧客の顔ぶれが用途を物語る。DoorDash は AI 実験の本番化に使い、Cognition、Ramp、Linear、Hebbia はバックグラウンドエージェントを動かし、Runway は動画生成、Physical Intelligence と 1X はロボット学習、創薬の Chai Discovery も計算を預ける。ある新製品は公開後 3 日間で 1 兆トークンを Modal 上で処理した。基盤側ではファイルシステム、コンテナランタイム、スケジューラ、ネットワークを自社開発し、容量は 20 以上のクラウドにまたがる。最近もマルチノード学習クラスタ、仮想マシン、HTTP サーバー、推論向け機能を相次ぎ投入し、強化学習とポストトレーニング向け製品を予告している。

評価額が買っているのは成長速度で、利益ではない

比較対象は推論インフラ競争全体だ。Fireworks は 7 月に年換算収益 10 億ドル到達を公表し、Baseten は約 260 億ドルの評価額で調達中と報じられる。需要は本物だが、この分野共通の弱点も繰り返し指摘される。計算資源は購入かリースでコストが高く、粗利は薄い。売上が伸びるほど資金消費も速くなりがちだ。数字の前提も確認しておきたい。10 億ドルは Modal 自身が公表したランレートで、監査済み売上ではない。従業員は 200 人強で、拠点はニューヨーク、サンフランシスコ、ストックホルムだ。5 か月で評価額が 3 倍超になった背景には、「AI アプリは最終的に誰かのクラウドで動く」という期待がある。次に見るべきは、ランレートが継続収益に変わるか、そして 100 万同時実行の計算コストを誰が負担するのかである。

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