旅行行程プロンプトが解くのは、名所を並べることではなく、ペース配分です。「成都で何が楽しい」と聞けば、AIは十数件の名前を詰め込み、1日で3つのエリアを横断し、食事まで駆け足の計画を出してきます。その通りに歩けば初日でへとへとです。以下のプロンプトは先に日数、予算、同行者、体力を固定し、エリアごとに組ませ、表で出力させ、不確かな点を別に列挙させます。コピーして変数を埋めるだけですぐ使えます。
チャットを開く前に決める3つのこと
- 実際に何日あって、どの辺りに泊まるか:到着日と出発日の半日を含むかどうかで大きく変わります。「4日」とだけ書くとAIは4日間まるごと使えると考え、出発日まで詰め込みます。
- 同行者は誰か:両親連れ、幼児連れ、若い友人同士では歩ける量がまったく違います。書かなければ、AIは体力のある大人基準で組みます。
- 予算はどこまでを含むか:往復の大きな交通費込みか、現地での支出だけか。口径が曖昧だと、きれいな予算表でも実際の帳尻は合いません。
この3つは変数を埋める前に紙で決めておく方が、結果を何度も直すよりずっと速く済みます。
そのままコピーできるプロンプト
# 役割
あなたは自由旅行のカスタムプランを長年手がけてきた行程プランナーです。原則は、名所を1つ減らしてでも移動で半日を無駄にしないこと。同じエリアの予定はまとめ、旅行者を行ったり来たりさせないでください。
# 私の状況
目的地:{{目的地}}
日数と宿泊:{{日数と宿泊}}
同行者:{{同行者}}
総予算:{{総予算}}
一番体験したいこと:{{興味}}
体力と生活リズム:{{体力とリズム}}
# 行程のルール
1. 1日の正式な名所・体験は3つまで。午前と午後にそれぞれ空白を入れ、夜9時以降に外出が必要な予定は入れないこと;
2. 1日の場所はエリアごとにまとめ、ホテル移動はできるだけ少なくすること。移動ごとに手段とおおよその所要時間を書き、不確かな時間は正確な数字を作らず「要確認」と明記すること;
3. 到着日と出発日は軽めにし、空港や駅へ何分前に出発すべきかも書くこと;
4. 開館時間、休館日、料金を創作しないこと。関わるものは備考に「出発前に確認」と書き、事前予約が必要なものには星印を付けること;
5. 費用はグループ全員分の合計で見積もり、どれが見積もりでどれが自分で確認すべきかも添えること。
# 出力形式
まず日ごとの行程表:日付、時間帯、内容、移動手段と所要時間、概算費用、備考;
次に予算まとめ表:交通、宿泊、食事、チケットと体験、予備費の内訳;
最後に「出発前に私が確認すべき事項」を1行で列挙し、なければ「なし」と書くこと。変数の埋め方で計画が現実的になる
| 変数 | 入れる内容 | 例 |
|---|---|---|
| {{目的地}} | 都市や地域、予約済みホテルのエリアがあれば併記 | 成都、春熙路近くに宿泊 |
| {{日数と宿泊}} | 総日数、泊数、到着と出発のおおよその時刻 | 4日3泊、初日は昼に到着、最終日は17時の列車 |
| {{同行者}} | 人数、年齢層、特別な事情 | 両親と私、両親は膝が悪く階段は控えめに |
| {{総予算}} | 金額と含む範囲 | 現地での全員分8000元、往復航空券は除く |
| {{興味}} | 一番体験したい2〜3種類と、行きたくないもの | 地元の小さな食堂と観劇が希望、2時間並ぶ人気店はなし |
| {{体力とリズム}} | 起床時刻と1日に歩ける量 | 朝9時以降に出発、1日1万歩まで |
絶対に省いてはいけないのは {{同行者}} と {{体力とリズム}} です。行程がきついかどうかは名所の数より、誰がどれだけ歩けるかで決まります。ここが空欄だと、きれいな表でも他人向けの計画になります。
そのまま従う前に確認する3か所
- 開館時間と休館日:博物館や公演は、AIが最も自信ありげに語る分野です。星印の予約項目と「出発前に確認」の備考は、交通やホテルを予約する前に公式情報で一つずつ確かめてください。
- エリアをまたぐ移動時間:1日の場所を地図上で結んでみて、片道40分超えなのに往復しているなら、エリア分けは失敗しています。その日だけエリア単位で組み直させてください。
- 予算表の口径:合計が全員分か、大きな交通費が含まれているか、予備費が残っているか。予算オーバーはたいてい一つの高額項目ではなく、全項目が最小値の見積もりで予備費の行が消えているときに起きます。
「読める計画」を「歩ける計画」に変える2つの追質問
1つ目は密度を落とす指示です。「2日目が詰まりすぎ。わざわざ行く価値が一番低い名所を1つ削り、午後は空けて、通り道で寄れるものだけ残して」。2つ目は予約の洗い出しです。「事前予約が必要な項目だけを別の表にまとめ、遅くとも何日前までに予約すべきかも書いて」。この2つを送ったら、行程表を表ファイルに保存するか同行者に送って一度すり合わせてください。全員で歩く計画は、出発後の路上で組み直すより、事前の確認一度で済ませる方が安くつきます。