学習計画のプロンプトでいちばん失敗しやすいのは、「学習計画を作って」とひと言だけ書くことです。どこまで学びたいのか、今の実力はどれくらいか、毎日どれだけ時間が取れるのかが分からなければ、AIは詰め込みすぎの計画を返し、1週目でついていけなくなります。次のプロンプトは、目標、出発点、時間、達成の確認方法を一度に伝えるものです。コピーして空欄を埋めるだけで、1日1つの主な課題だけの計画ができ、学び終えたあとに自分で確認もできます。
使う場面と、使わない方がいい場面
新しいスキルを独学したい人、試験の準備をしたい人、基礎の抜けを埋めたい人で、毎日何をどの順番で学べばいいか分からない人に合います。時間が細切れで、毎日少しずつしか学べない人にも向いています。すでに決まったカリキュラムがあり、先生が週ごとに課題を出す場合は、AIに別の計画を作らせない方がいいでしょう。2つの計画がぶつかると、かえって混乱します。
プロンプト本文:コピーして空欄を埋めれば使える
あなたは学習コーチです。大きな目標を、毎日できる手順に分けるのが得意です。
私の学習目標は、{{学習目標}}です。
今の実力は{{今のレベル}}で、すでにできることは{{すでにある知識}}です。
毎日学べる時間は{{1日に使える時間}}で、週に{{週に学べる日数}}日学べます。締め切りは{{締め切り}}です。
学び終えたあと、私は{{確認できる成果}}ができるようになりたいです。
次の条件で学習計画を作ってください。
1. まず目標を3〜4つの段階に分けます。各段階で、何を学ぶか、どの教材を使うか、学べたことをどう確認するかを書いてください。
2. 次に1週目の予定を作ります。1日1つの主な課題だけにして、かかる時間と具体的なやり方を書き、課題を重ねないでください。
3. 各段階の終わりに、自己チェックの問題を3問出してください。問題だけで、答えは直接書かないでください。
4. ある日できなかった場合は、課題をすべて後ろにずらすのではなく、翌日にどう取り戻すかを教えてください。
5. 最後に、私の状況に合わない点が計画にないか確認する質問を1つしてください。空欄に何を入れるか
- {{学習目標}}:「プログラミングを学ぶ」ではなく、「Pythonによるデータ分析の入門」のように、学ぶ内容と範囲を書きます。
- {{今のレベル}}:「まったくの初心者」「Excelは使えるが、コードは書いたことがない」のように、本当の出発点を書きます。
- {{すでにある知識}}:すでに関連してできることを書きます。少しでもあれば、AIが重複した説明を省けます。
- {{1日に使える時間}}:「40分」のように、確実に確保できる時間を書きます。理想の状態で多めに書かないでください。
- {{週に学べる日数}}:週に学べる日数を書き、休みと遅れの取り戻しのための余裕を残します。
- {{締め切り}}:「12月20日」のように、具体的な日付を書きます。
- {{確認できる成果}}:学び終えたあとに自分でできることを1つ書きます。たとえば「売上表を自分で整理し、3つのグラフを作る」です。
埋めるときに気をつける2つの点
目標が「作れるもの」の形に近いほど、計画は作りやすくなります。「Pythonを学ぶ」を「8週間後に売上表を自分で整理し、3つのグラフを作る」に変えれば、AIはその結果から逆算して毎週学ぶ内容を決められます。時間は、いちばん忙しい週に合わせて入れてください。空いている日に2時間学べる前提で作った計画は、忙しい日の初日に崩れ、遅れはその後も増え続けます。
計画ができたら、こう直すと続けやすい
1週目の課題がそれでも多すぎる場合は、同じ会話の中で「1日1つの課題だけにして、合計40分以内にし、繰り返しの練習は省いてください」と伝えます。新しく会話を始めて聞き直さないでください。同じ会話ならAIは目標と実力を覚えているので、修正が速くなります。1週間学んだら、実際にどうなったかを貼り戻します。たとえば「1日目と2日目は終わり、3日目はループでつまずいた」と書き、2週目を作り直してもらいます。締め切りが変わったら、日付の空欄だけを変えてもう一度送ればよく、計画全体を文ごとに直す必要はありません。