今日(9月22日)のAI速報:小米(シャオミ)がMiMo-V2.6をオープンソース化。Pro版はArtificial Analysis Intelligence Indexで46点を獲得し、オープンウェイトモデルで首位に。xAIのGrok 4.7のベンチマークも同日に公開され、同じく46点、コーディングエージェント指標は56まで上昇。カナダ・ブリティッシュコロンビア州は学校銃撃事件をめぐりOpenAIを提訴。安全チームがリスクの高い会話を検知しながら警察に通報しなかったと主張している。LinearはAIコーディング時代のCIボトルネックにどう対処したかの振り返りを公開した。
小米、MiMo-V2.6をオープンソース化:Pro版がIntelligence Indexで46点、オープン部門で首位
9月21日、小米は公式ブログでMiMo-V2.6シリーズを発表。ネイティブなフルモーダルモデルProとFlashの2つに加え、Distill-Qwen-9B、7000以上のRLタスク環境、学習コードをまとめてオープンソース化した。
MiMo-V2.6-ProはArtificial Analysis Intelligence Indexで46点(正確には46.32)を獲得。Kimi K3やQwen3.8 Maxを上回り、オープンウェイトモデルで首位となった。ただしClaude Fable 5.1やGPT-6 Astraといったクローズドな最前線モデルにはまだ差がある。目を引くのは「6日間のRL学習ライブ配信」だ。ProとFlashはそれぞれ30ステップ、約75万件の軌跡を完了し、コストは約262万ドルと85万ドル。DeepSWE v1.1の分布外スコアはそれぞれ約17点、14点向上した。API価格はV2.5から据え置きで、新たに出力速度が最大20倍のPro-UltraSpeedホスティング枠も追加された。
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Grok 4.7ベンチマーク:総合46点で上位4ラボ入り、コーディングエージェントは56点
xAIは9月21日にGrok 4.7をリリース。Artificial AnalysisはIntelligence Indexで46点と評価した。Grok 4.6から2点上昇し、xAIは同指数の上位4ラボ入りを果たした。ただClaude Fable 5.1とGPT-6の53点とは7点差がある。
見どころはコーディングだ。自社のコーディングエージェントGrok Buildとの組み合わせで、Coding Agent Indexは56点。4.6から9点上昇し、GPT-5.6 Solを上回り、ネイティブharness構成では4位に入った。イーロン・マスク氏はXで、xAIのエージェンティックコーディングはAnthropicとOpenAIに次ぐ3位だと主張している。長期の実務タスク(AA-Briefcase)では1657 Eloで、前世代から111上昇し、Claude Opus 5に肉薄。GDPval-AAは1695 Elo(+90)。料金は100万トークンあたり入力2ドル・出力6ドルで据え置きだ。
ブリティッシュコロンビア州がOpenAIを提訴:安全チームはリスク会話を検知しながら通報せず
9月21日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州政府はOpenAIとCEOのSam Altmanを米カリフォルニア州北部地区連邦地裁に提訴した(ロイターが第一報)。今年2月にTumbler Ridgeで起きた学校銃撃事件(死者9人、大半が子ども)が発端だ。
訴状によると、犯人のJesse Van RootselaarはChatGPTでの会話で銃暴力を話題にした後、OpenAIの安全チームに高リスクと判定された。しかし同社は警告を法執行機関に伝えなかった。州政府は悲劇は防げたと主張し、学校再建やメンタルヘルスなどの災害対応費用の損害賠償と、暴力的会話への対応プロセス改革を命じる裁判所命令を求めている。すでに30人以上の遺族がカリフォルニア州連邦地裁で提訴済み。OpenAIの広報は「言葉にできない悲劇」とし、法執行機関への協力を約束した。
関連記事:不列颠哥伦比亚省起诉 OpenAI:内部标记风险账号却未报警 (/article/2031-british-columbia-sues-openai-risk-account-flagged-internally-police-never-alerte)
Linear、CI改善を公開:AIが速く書くほど、検証は高くつく
9月21日、Linearは公式エンジニアリングブログでCI改善の振り返りを公開した。タイトルの「CI costs are high」は、CTOのTuomas Artmanがアサインしたissueの文言そのままだ。
核心の主張は痛いほど明快だ。AIコーディングでコードを書く速度は指数関数的に上がったのに、すべてのPRは今もCIを通らなければならない。検証工程が新たなボトルネックとなり、インフラコストを押し上げ、開発者とエージェントをフィードバック待ちで遊ばせている。改善後、テストスイートは年初から約4倍に増えたにもかかわらず、PRの待ち時間は6分超から5分強へ短縮。単体テストのrunner時間は半減した。施策は、インフラとツールチェーンの刷新、ブロッキングジョブの最適化、重複セットアップの削減、テスト実行の高速化。記事は、これらの最適化はTypeScript以外の言語やツールチェーンにも有効だと強調している。
本ブリーフィングの収録は4件。いずれも24時間以内の公式情報源(公式ブログ、公式発表、Artificial Analysisのベンチマーク、ロイターの第一報)で確認済みだ。除外した4件の内訳は次の通り。Kimiブラウザ拡張(「WebBridge改名」は実際には9月17日)、transformersのGGUF対応(以前からの既存機能で新規リリースではない)、NVIDIA Nemotron 3.5 Lightning(8月11日の旧リリース)、Step 5 Preview(9月18日リリースで24時間枠を超過)。